随所に楽しむ in Boston

2019年夏からボストンの大学院に留学することになり、学生生活やアメリカでの子育てに関する気付きをゆるゆると記します。

授業のオンライン化について

私の通っているロースクールも授業のオンライン化が決まりまして、来週から全ての授業がZoomで行われることになりました

 

せっかく留学に来たので寂しいところはありますが、緊急事態ですので、これはこれで普通できない経験と思うことにしました

 

実は高校生の時にイギリスに短期留学した時も、ロンドンでテロが起こって、飛行機が飛ばないなどの経験をしており、留学運は無いのかもしれません(笑)

 

さて、来週からの授業で驚いたのは、大学の全ての授業のオンライン化をものの1週間で決断から準備までやり切ってしまったことです(まだ、きちんと授業になるかはわかりませんが。)

 

大学のITインフラや教授のITリテラシーが無いと成り立たないものであり、純粋にアメリカの大学の凄さを感じました

 

利用したことのある人も多いと思いますが、オンラインで会議ができるZoomを紹介して、本日の記事は終了したいと思います

アカウントを作れば、40分まで無料でグループ会議を開けて便利ですよ!

だらだら会議をやれない点でも40分はちょうどよいかもですね。

 

zoom.us

OPT申請(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)

ロースクールに通っているF1(F2)ビザの方で、ロースクール卒業後に米国内で有償無償を問わずインターン等で働く場合には、最長12か月の滞在期間延長プログラムであるOPT(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)の手続きを取られる方が多いと思います

※STEM OPTという種類のOPTもありますが、理系の方向けのものなので、ロースクール生は関係ありません 

 

手続きについては、毎年変わる可能性があるので、各自学校への確認が必要かと思いますが、参考までに私の事例を紹介させていただきます

 

なお、当局(USCIS)への申請自体は、卒業の90日前からであるため、早い方は2月中旬から動き始めることになるかと思います

 

■必要書類

・I-765 ★当局に出すもの

・g-1145 ★当局に出すもの

・Personal Check($410) ★当局に払うもの

・米国のパスポート規格の写真2枚

・パスポートの写真のページのコピー
・パスポートに添付のF1ビザのコピー

・パスポートの最も最近の入国スタンプのページのコピー
・I-94を印刷したもの
・EADs(あれば)
・I-20s(過去のものもすべて)

※★以外のものは、 学校側の手続きで必要だったので、学校によって異なる可能性もあると思います

 

■手続き

1.学校のOPTセミナー受講(卒業の約3か月前)

2.パスポートの写真撮影

※以下の写真屋のMatildeさんにお願いしましたが、手際よく良い写真を撮ってくれました。15ドルくらいでした。(ボストンで証明写真を撮ると、どこでも同じくらいはすると思います。)

www.matildesphoto.com

3.学校のビザ対応のスタッフと面談・資料チェック ←今ここ

4.当局への資料提出

5.Employment Authorization Document (EAD)を郵送で受取

 

ざっくりとこんな流れになっています

 

www.uscis.gov

MA州も非常事態宣言が出されてしまいました

世界的に広まりをみせる新型コロナウイルス(COVID-19)ですが、ついに私の住んでいるマサチューセッツ州にも非常事態宣言が出てしまいました。。

www.cnn.com

 

ハーバード大学やMIT、BCでも授業のオンライン化が決まったようで、私の通うBUでも時間の問題かもしれません

せっかくアメリカに留学に来たので、オンライン授業は寂しいですが、人の生命・身体の安全には代えられないということで、仕方ないですね

2020年3月11日13時更新

BUでも4月中旬までの授業オンライン化が発表されました

www.bu.edu

 

ボストンでは、今のところ、アジア人への差別や暴動の話はほとんど耳にしませんが、目に見えない「恐怖」は、人の言動を変えてしまうので、ウイルスへの感染はもちろん、派生的に発生する問題にも気を付けたいと思います

 

ちなみに、うちの近くのスーパーやドラッグストアでは、消毒液は売り切れてしまっていて、Amazonでも手に入らない状態でした

幸いにも我が家は特に混乱状態ではないので、引き続き冷静に情報収集・情報の取捨選択をしていこうと思います

 

日本の皆さんはもちろん、ボストン在住の方もお気をつけて!