【2020年9月】コロナ禍でのアメリカからの子連れ帰国の情報共有
【最終回】BU LLMを卒業しました
久しぶりの更新になってしまいました
先週末に後期の成績が発表され、無事にボストン大学のロースクールを卒業することができました
コロナの影響で3月上旬からロースクールの授業はすべてオンラインとなり、街もロックダウンされてしまったため、週に1回の買い出し以外に外出することが無くなってしまいました
日本でも小さなお子さんのいるご家庭では、子供のオンライン授業の受講と仕事との両立に悩んでいる方も多いようですが、小さな子供を見ながら、自分の仕事や勉強に集中することは難しいですよね
そんな中、静かに勉強できる時間をできる限り用意しようとサポートしてくれた家族にはとても感謝しています
そして、留学の機会を与えてくれた会社の同僚・上司、推薦状を書いてくれた大学時代の恩師、ロースクールの教授・スタッフ、クラスメイト、ボストンで出会ったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです
このような社会状況で海外留学という選択肢を選ぶ方は減ると思いますが、将来ボストンに留学や赴任で来られる方にこのブログの内容が参考になれば幸いです
Quimbee -Case Brief提供サイト-
今日は、私の使っているCase Brief(判例の要約)サイトをご紹介します
ロースクールの授業では、取り扱う判例について事前に自分で要約を作っておくことが通常求められます
もちろんBriefが無くても授業についていければ良いのですが、私は英語をさらっと読んだだけでは頭に残らないことが多いので、できる限りCase Briefを作っています
Briefを作る際に困ることとして、特にイギリスの古い判例だと文章がとんでもなく読みにくく、自分の理解が正しいのか全く自信が持てないことが多いのです
こういう時や試験前の復習の際などに有益なのが、Case Briefがまとめられたサイトを有効に活用することだと個人的には感じています
Lexisなどでは無料のBriefも提供されているのですが、無料であるためか品質にムラがあるため、私は有料ですが、以下のQuimbeeというサイトを利用しています
JD生も使っており、アメリカのロースクール生にはそれなりに知られているサービスらしいです
有料プランが複数あり、ハイグレードのプランにすれば、判例を説明する動画が見られたり、Barの試験対策ができたりします
無料のお試し期間もあるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか
今日は、LLM生は避けて通れない、Case Briefのサポートサービスを紹介しました